雨止んで人傘を忘る事なかれ主義

いろんな事をダラダラと

「愛と幻想のファシズム」 村上龍

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特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
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今週のお題、青春の一冊。

僕にとっての青春の一冊は、村上 龍さんの「愛と幻想のファシズム」ですかね。
1987年に単行本が出版されてます。

何かの雑誌の小さなスペースに載ってた書評で見て、タイトルに惹かれて買いに行きました。
初めて読んだ村上龍さんの小説です。

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

4,5回は読んでます。

ハンターの鈴原冬二率いる政治結社「狩猟社」が軟弱な民主主義を否定し、強者のためのファシズム社会を目指して、謀略やテロ、私設実行部隊の「クロマニヨン」による暴力で政治・経済の実権を握っていく話です。
と言うか、だったと思います(笑)

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1987年とい言うと、29年前。
19歳の時に読んだんですねぇ。
大学に入るのに田舎から出てきて一人暮らしにも慣れて来た頃です。

これ位の年齢の時って、何にも知らないくせに社会に反感持ってたり、大人はダメだ、あんな風には成りたくないとか思ったり(笑)してたので、謀略で権力者を陥れたり、薬物を使って発狂させたり、行く手を阻む者を圧倒的な暴力で排除する場面が好きでした。
経済の描写にもリアリティがあって、世の中の仕組みが分かったような気がしてたのを覚えてます(笑)

今ではすっかり成りたくなかったおっさんですが、ブログを書き書き、引っ張り出してきたのをサラッと読んで見ただけでも面白いです。
久しぶに、また読み返してみようと思いました(^^)


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