昨日の事なんですが、子供のテニスの試合会場の公園で車の中でシートを倒してウトウトしていたら助手席の窓をコンコンと叩く音が。
作業服姿の青年がにっこり笑っていたので、なんだ?と思って、ウィーンと窓を下ろして話を聞くと、
- 隣町から、バスで造園の仕事でこの公園に来た。
- 仕事中に財布一式を盗まれた様だ。スマホもね。
- どこに居るかも分からない状態なので、札幌駅まで行くために近くのバス停まで送って欲しい。
- 25歳の一人暮らしで、迎えに来てくれる人も居ない。
- 小さな会社でみんな出張して居るので、会社の人に迎えに来て貰う事も出来ない。
と言う事でした。
自分もこの場所へは、車では来た事がありますがバスで札幌へ行く路線もバス停も分かりません。
ですが、とても困っているようだったので取敢えず車に乗せてあげて、バス停だと札幌まで行けないと困るだろうと思い、最寄りの地下鉄の駅まで15分くらいの距離だったのですが、送って上げました。
お金も全く無いとの事だったんですが、たまたま自分も小銭しかもっていなくて(ちょくちょくあるんですよねw)、到着した駅の近くのコンビニで下ろして貸して(あげるつもりで)あげようと思ったのですが、そのコンビニで使えるキャッシュカードが無く、その旨を伝えて、「申し訳ないんだけどお金はちょっと、どうしようも無い。ごめん!」って事で駅で別れたんだけれど、その後、その青年が家に戻れたのかちょっと心配だったのと、自分がそのような状況になった場合、どうやって家に戻るか?と考えてしまいました。
グーグル先生によると、その隣町はこの公園から50kmくらいで、車だと1時間くらいでした。
歩くと37kmで7時間半だそうです(笑)
タクシーで家まで行って待ってて貰えば良いのでは?と思いましたが、家にお金が無ければ無理です。
キャッシュカードも財布と一緒に盗まれましたしね。
自分がその状態になったなら、まず考えるのは、体力の続く限り徒歩ですね。
フルマラソンよりは短いんだから行けそうな気がします。
その時は午後2時位だったので、その日のうちは着けそうです。
スマホが無くても道ぐらいだったら、誰か彼か教えてくれそうですし。
次はヒッチハイクでしょうか?
でも、一目でバックパッカーだと分かるような格好じゃ無いと、なかなか止まってくれないような気がします。
その次は、やっぱり今日の青年みたいに、止まってる車に声を掛けて直接お願いするかなぁ。
でも、ヒッチハイクもそうだけど、なかなかその勇気で無いです(^^;)
怪しまれるだろうな~とか、きっと断られるとかね。
実際自分も、ちょっと怪しいとか、いきなり刃物とか出てこないよな?と思いましたし(笑)
そう考えると、昨日の青年は、僕から見ると勇気があるなぁって思いましたね。
とりあえず見知らぬ土地で、お財布は絶対盗まれないようにしなきゃと思いました。
彼は無事に帰れたかなぁ。。。