今年も24時間テレビやってます。
1978年から始まって38回目なんですね。
近年はマラソン等いろんな話題を振りまいている24時間テレビですが、毎年放送の時期になると子供の頃の夏休みの終わりを思い出します。
北海道は夏休みが本州と比べて短いため、24時間テレビの放送される週末が夏休みの最終日というのが多かったんです。
宿題は最後にまとめてやる主義だったので、ほぼ毎年24時間テレビを見ながら24時間宿題をしていました。
放送開始と共に、またこの時期が来たな~と思いながら、ほんの少しだけ手を付けた宿題を引っ張り出してきて重い腰を上げます。
そう、休みの最初の1日2日は、面倒な事はさっさと片付ける主義だったんです。
その頃の24時間テレビは、萩本欽一さんが出ている頃で番組の内容も今とはだいぶ違っていたように思います。
深夜の時間帯は、海外の難民の大変な生活状況を伝えていたり、国内の福祉施設に募金で送られた入浴バスとか車いすの紹介をしていたような気がします。
テレビを見ながら、ウトウトしながらだらだらと宿題をします。
日曜日の午前中には、手塚治虫のアニメをやっていて、この時間は宿題をお休みして集中して見ます(笑)
アニメが終わると、前日あまり寝ていないので、眠くなって寝ちゃったりします。
夕方まで寝ちゃったりして、ほぼ宿題が進んでいないことに愕然とします。
そろそろフィナーレが近づいてきますが、フィナーレも今のようなマラソンのゴールとサライの大合唱では無く、欽ちゃんのパレードでした。
24時間頑張ってきた欽ちゃんがパレードで有終の美を飾るのに、僕はこれからまだ宿題をいっぱいしないとダメなんだと思って悲しくなっていました。
自業自得なんですが…
結局、その夜もほぼ朝まで宿題をやる、いや、やっつけるということになっていました。
毎年、毎年この時期になると、必ずこの苦い記憶を思い出します。
もう40代も後半ですが、宿題無くて嬉しいなぁと思ってしまいます。
宿題を最後にまとめてやる主義は大きくなっても、あまり変わっていません。